【徐々にできなくなって?SMA 3型】二十代 身体の異変:後編#4

前回は、「二十代 身体の異変:前編」をお伝え致しました。

【お伝えした内容】

・物を持った時・・・・・・・・物を落とす
・出張先での階段が辛い・・・・徐々に上がりがづらくなる
・砂利道の歩きが進まない・・・踏みしめれない/滑るような

・茶の間からの立ち上がり・・・座卓、台などを使っての立ち上がり

二十代の前半は本格的に仕事を始め、多忙な日々を送っておりました。

そのような状況下、身体の調子が悪いとか、異変とかは無縁と思っておりましたが、

やはり、色んな変化がありました。

 

相変わらず自身では、気付いているものの、

 ・気のせい?

 ・気にしない

 ・忙しいから・・・

など、ある意味 強制的に言い聞かせていたような気がします。

 

然程、裕福な家庭ではなかったので、

 ・とにかく働かないと・・・

 ・忙しいから休む事はできない

 ・迷惑をかけるから・・・

自身を奮い立たせ、日々を送っていました。

 

これも後々考えると、「ストレス」になっていて、神経?身体にも良くなったような気もします。

若い時は体力も気力もありイケイケ状態、少々の事では怯まず、無理するんですよね。

 

変に期待され、使命感?頼りにされると余計に・・・

 

どうか皆さん、体調の変化、しんどい時は無理なさらないように・・・

今の世の中は・・・特に・・・

普通に休みましょう!

自身の身体は、自身のものです。

何かあってからでは、「最悪」・・・ 最終的には会社は面倒見てくれません。

自身も含め、家族が大変な事になる可能性も・・・

 

出来ていた事が・・・次第に出来なくなってきているのか?

二十代も後半になると、

周辺、友人なんかは、転職、昇進、転勤、結婚など様々な動きがありました。

このような流れの中、私も結婚。

住む場所を始め、環境も一新しましたね。

 

環境の変化もあったのか?

多少なりともストレスを感じつつも、会社も増々忙しい状況。

昇進のお話も頂き、いっそう多忙な日々を送ってました。

 

その状況下、やはり身体の異変は続いてました。

少しずつではありますが、

 ・できてた事ができなくなったり・・・

 ・できるつもりで行った結果、痛い目にあったり

相変わらず心情では苦悩がありました。

 

これも余計に「ストレス」となったりと・・・

疲れやすく、又、疲れが発散できなくなってきたのも、この時期からだったような気がします。

 

ジャンプができなくて・・・

職場では、朝礼前にラジオ体操をしてました。第一。

 

入社当時は行ってなかった?ような気もしますが。

社内は然程広くはなかった上に、日々動き回る事が少ない、ほぼ、デスクワーク

客先、業者とのやり取りや、部品発注、設計、配線、基板製作などがメインでした。

装置など組付けの場合は立てり仕事でしたけど。

そのような状況でしたので、少しでも運動不足解消と言う事で始めたのでしょうか?

 

ラジオ体操と言っても、結構の運動量がありますよね。

色んな形の動きがある中で、最後の方で「両足飛び」がありますが、

 ・それが飛べない

飛び上がろうとはしているのですが、

 ・ほぼ着地状態

しかも、飛び上がりの途中で「両足、両腕を開く」運動も取り入れられていますが、

この状態で、できるはずもなく、

 ・両腕だけを開く

飛ぶ動き、上手く表現できないのですが、

普通なら、

 ・とんっ・・・とんっ・・・とんっ

と、余裕のあるジャンプをするとすれば、

私の場合、

 ・とんっ とんっ とんっ

「いや いや ジャンプできてないやろ!」全然余裕なし。と、思いつつ日々行ってました。

 

この体操の運動には、他に「前かがみ」になったり、「足の曲げ伸ばし」など ありますが、

殆どができてなかったように思います。

 

 ・いつ頃からできなくなったんだろうか?

 ・デスクワークばかりで、やっぱり運動不足なのか?

と、体操の度に自問自答してました。

 

ちなみに、無理してジャンプしようとすると、後ろ向けに転びそうになったり・・・

 

本当に運動不足なのか?動く事が少なくなった為に筋力低下なの?

 

早く気づけよ・・・

 

つま先立ちができない

仕事内容、簡単ですが前記にお伝えしました以外、

装置へ部品の組付け、配線など、様々な作業してました。

基板への部品実装は結構好きでしたが、配線なんかは特に・・・

限られた、納期がある中で、如何に早くきれいに仕上げるか。

いつも自分との闘い、上司や先輩から「どの配線見ても きれいにできている!」

と、褒められた日には・・・もう、見てない方々にも見て頂き、終いには、

「自画自賛!」「有頂天!」。

 

若かったのもありますが、

やっぱり人に褒めらる事は嬉しい事で、「次はどのようにしようか?」とか、

「ここ失敗したよね。次は気を付けよう」とか。

単純に褒められたから、「はい終わり」ではなく、

次のステップ、スキルアップにも繋がっていくのではないか?と思います。

少なくても私は・・・褒められると伸びるタイプで・・・。

 

そのような経験上から、後輩には悪い所ばかりを指摘するのではなく、

良い所ほど意識して褒める様に心掛けてました。

 

いやっ?だと思います・・・「実際はどうだか・・・?」

 

そんな中での作業、装置により色んな場所への配線があるのですが、

低い場所、「屈んでの作業」や、少し高い場所、「背伸び」しながらの作業など。

その背伸びしないと できない場所の作業をしていた時の事ですが、

 ・つま先立ちができない

 ・右足は何とかできても、左足が伸び切らない

「あれっあれっ?」

無理に伸ばそうとすると、「攣りそうで、転倒するかも?」

と思いながら、何とか仕上げていきました。

 

先ほどお伝えしました「ジャンプができない」との関係もあるのか?

「あるよね?」

両用件とも足首にも関係あり、足全体の事ですからね。

 

「いやいや、困ったもので・・・」

その後は、やっぱり「つま先立ちは、だんだんできなくなっていきました」。

このような作業がある時は、台を用意し、無理なく作業しました。

 

しかし、「その都度 台を用意するのも めんどくさっ!」

 

歩行中に転倒

以前、歩くのは然程苦になる事はなっかたのですが・・・。

歩くと言う内容では、

 

前記、

 ・「十代_身体の異変:後編#2」で、「歩くのが 少ししんどくなってきた」

    この時は結構歩く距離があり、最後の方は途中休憩を入れながらの通学。

 

 ・「二十代_身体の異変:前編#3」では、「砂利道の歩きが進まない」

    悪路での歩きづらさ。

 

この2点をお伝えしました。

 

何れも、「運動不足」とか、「事故による・・・もの」だとか、

自身の私見で勝手に判断し、現在まで至っているしだいで・・・。

 

歩行は日常生活の中で、何気ない動作の一つと思いますが、

私の場合は、この近年、意識して歩行しないと転倒する可能性が非常に高く、

動作する毎にホント疲れます。ストレス!

 

今回も歩行中にあった出来事です。

この時期、何回か転倒した事はあると思いますが、よく覚えているのが、

 ・普通に歩行していて、転倒!

 

通勤は自家用車でしたが、駐車場から会社まで徒歩で約20m程度の距離、

多少、デコボコ道はありましたが、ほぼ平坦な舗装された道。

が、突然、

 ・こつっ、カクッ、どんっ・・・右膝から転倒!

「何かにつまずいたのか?」

足先に何かが、石?引っ掛かり、何とか踏ん張ったとは思いますが、この有様。

 ・痛っ!

丁度、先輩が通りかかり、立ち上がりを助けてもらいました。

「どうした?寝ぼけてた?」と 先輩から、

「何か疲れてます」と 答えましたが・・・またもや 必殺のごまかし・・・

幸い大事にはならなかったのですが、

「左膝をすりむき?強打?」

おまけに、購入したばかりの作業ズボンが破れ、膝より先に手を着いたのか?両手が血まみれ。

いやいや、「結構大事じゃないか?」

出血は直ぐに止まり、右膝も少し腫れ、多少痛みもありましたが数日で治まりました。

 

しかし・・・何だか・・・

普通は少々の つまずき では転倒しないですよね。

 ・もう片足で踏ん張るとか

 ・身体で上手バランスを取ってしのぐとか

それができなかった事は、やっぱり病状が進行してたんでしょうね。

知らず知らずのうちに・・・。

怖いね!

 

会社の階段が恐怖・・・もう手すりがないと・・・

階段・・・ここ十数年は上りはおろか、下りも使った事はないです。

 

現在はその動作をする筋力が残っておらず?、階段の前に立つ事すらないですね。

当時 外出先で、特にデパートなど行った時はエスカレーターではなく、エレベーターを探してました。

また、事前にエレベーターが有るのか?無いのか?を調べたりして・・・。

近年 外出先では車椅子を使用してますので尚更。

ちなみにエスカレーターも降りる時は結構怖いです。

 

今回も階段のお話となりますが、

前記で

 ・「二十代_身体の異変:前編#3」の中で、「出張先での階段が辛い」

をお伝えしました。

その時は まだ長い階段を手すり無しで、何とか上がった期間もありましたが、

今回は、一般的な家庭の階段での事をお伝え致します。

 

以前の会社、社屋は木造二階建て。

私が入社する以前からの建物で結構年期が入ってたような気がします。

然程広くもなく、隙間風もあったような。

一、二階とも作業場、兼、事務所でした。

私が居た場所は一階。時々 二階に呼ばれて上がり降りをしてました。

 

そんな中、

いつものように二階に呼ばれて階段を上がろうと・・・

 ・足が段の上に上げ辛く、踏ん張り辛い

 ・何か身体のバランスも取り辛い

と思いながらも二階へと・・・

残念ながら「この階段には手すりが無く」「段に両手を置き、身体、体重を少しだけ前に掛け」

ながら上がってましたね。・・・表現し辛い・・・すみません。

 

上りは まだ良かったのですが、下り・・・階段上から下を見下ろした瞬間、

 ・足がすくむ・・・

 ・落ちそう。何か怖っ!

「この感覚は何なんだろう?先日まで問題なかったのに」

とにかく下りないと・・・

 ・幸い、階段の間は狭く、両手を壁に付けながら、ゆっくりと・・・恐る恐る・・・

上司から「どうした?足が痛いのか?」と聞かれ、

「はい・・・」とだけ答えました。

 

それ以来、このような状況が続き、上司の心遣いも頂きまして、

二階に上がる事は少なくなりました。

「これで良かったのか?それとも・・・」

私に用事がある時は内線か、もしくは 来て頂いておりました。

「ありがたい!いい人ばかりでした。」

 

もし あのまま階段の行き来をしていたら、「そのうち転落していた可能性も・・・」

今考えると「ゾッ」とします。

 

圧着工具が握り切れない

仕事に使用する工具、弱電から強電、様々な物を使用しますが、

その中で最も苦労した、いや、苦労しだした工具がありました。

 

圧着工具(ペンチ)。

電気工事などコード配線に使用し、端子を潰して接続する用の工具なのですが、

 ※表現が間違っているかも?

主に使用してました端子は、丸端 Y端と呼ばれる物、

それにコードを差し込み、圧着工具で握り潰す作業があります。

完全に握り潰すまで、2、3回?「カチッ カチッ カチッ」、

その間 ロックがかかり(途中解除はできない?)、最後まで握ると解除(完了)となる仕組み。

そこそこ握力がいる仕事。

 ・・・握力だけに頼って作業すれば結構な力が要りますが、使い方しだいではもう少し楽に。

    今は 少しの力でしっかり圧着できる物もあるようです。

 

この作業、入社当時からしばらく、何年かは問題なく行ってましたが、

ある時期から握るのが重たく感じ、終いには握れなくなりました。

 ・ロックがかかる2回目、3回目までは何とか握れる

解除まで なかなか時間がかかる状況。

 ・両手でやっと・・・最後のカチッ

「これはどうしたものか?」

 ・作業が進むにつれて、だんだん握れなくなる・・・ロック・・・1回、2回

「解除まで程遠い」・・・「もう握れない」・・・

 

この間にも色々な手法を考え、

例えば、

 ・工具のハンドルを片側のみ万力にはさみ、上から押し潰すとか

万力が無い場所での作業は、

 ・片側ハンドルを台、机上などに乗せ、上から体重をかける・・・危なっ!

など。

この手法、何れも作業時間がかかるので、最終的には後輩など他の方に任せるように・・・

 

この時 以来、しだいに圧着はしなくなりました。

 ・いや、避けてましたね。意図的に。

 

足も、ある意味 自由が利きづらい状態になりつつある中、

「握力もかよ?」と・・・どこかで思っていたような・・・

 

今までは足の事で何かあると、「事故のせい・・・後遺症」的な話をしてましたが、

さすがに腕の事で、足の話はできませんよね。

また、「運動不足」的な話に・・・うんざり。

 

まとめ

今回のまとめは次のようになります。

・ジャンプができなくて・・・・・殆ど飛んでない。前かがみや足の曲げ伸ばしも・・・
・つま先立ちができない・・・・・攣りそうで、転倒する可能性あり
・歩行中に転倒・・・・・・・・・踏ん張るとか、バランスを取る事ができない
・会社の階段が恐怖・・・・・・・手すりがないと上がり降りができない
・圧着工具が握り切れない・・・・握力低下・・・諦め
 

仕事が忙しい中、このような症状がでるのは、実に気分が沈みますよね。

積極的にできていた事が できなくなったり・・・。

何か行動する毎に、「できるのか?」「できないのか?」考えたりと。

こんな事で余計に「疲れたり」「ストレス」になったりと、結構しんどかったように思います。

 

今回は、「手の事・・・握力」が低下してきている のではないか?

より一層 心配事が増えて。

 

それでも、まだまだ仕事、私生活が忙しい中、「見て見ぬふり」的な行動を続けてました。

誰がどう見ても「不正解」ですよね。

只々、精神的に追い込まれ、しんどいだけ・・・

 

次回・・・三十代の異変:前編

いよいよ、三十代に突入します。

 

相変わらず、少しづつ身体の異変もありつつ、

大変な状況が・・・「妻が・・・」

この事で、私自身の病気が一層進行したのか?かなりのストレスが生じる事に。

 

次回は、

・会社入口で転倒
・後ろから押されて転倒
・店の入り口_段差が
・低い車からの降車が意外と・・・
・妻が倒れて・・・
などをお伝えしたいと思います。
 
引き続き、記憶に残っている事をできるだけお伝えできればと思います。

 

 

 

 

 

 

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