【疲れ?体力不足?SMA 3型】三十代 身体の異変:前編#5

前回は、「二十代 身体の異変:後編」をお伝えしました。

【お伝えした内容】

・ジャンプができなくて・・・・殆ど飛んでない
・つま先立ちができない・・・・攣りそうで、転倒しそう
・歩行中に転倒・・・・・・・・踏ん張り、バランスを取る事が難しい
・会社の階段が恐怖・・・・・・手すりが無いと上り下りできない
・圧着工具が握り切れない・・・握力低下・・・諦め

二十代の後半は、仕事と共に私生活でも多忙な日々を送っておりました。

 

この時は まだ何が起こっているのか?知る由もなく、

相変わらず、

 ・どうしてなのか?

 ・何でなの?

 ・運動不足?だよね?

「気にしているようで、気にしないようにしている」、ある意味 能転気な状況でした。

 

ただ、そうも言ってられない状況が少しづつではありますが、進んでいるのも事実。

冷静に見て 一般的に、

 ・多少なりともジャンプはできるでしょう

 ・つま先立ちも・・・

ましてや、

 ・歩行中に転倒する?

普通はありえないでしょう?

「つまずいた」としても、

 ・上手くバランスを取って踏ん張りますよね?

 

と、思いますが・・・

残念ながら、この動きについては遠い昔に忘れてしまっているような・・・

例えば、

 ・何か動作中にアクシデントがあれば、このような動き、この状態にすれば大丈夫

など、身体が瞬間的に反応し、その事態を回避すると思いますが、

「今の私にはそれが不可能で、どのように回避すれば良いか?・・・分からない・・・。」

 

今現在、動作中にアクシデントが起きれば、そのまま倒れてしまい、

状況によっては大怪我をする可能性があるでしょう。

 

ホント、動作中は全神経を集中させる思いで大変疲れます・・・

 

少し疲れてきたのか?体力不足?

十代から二十代まで、様々な異変をお伝えしてきましたが、

「まだまだ動ける?状態。前向きに行動しないと・・・」

 

それも言ってられない状態が少しずつ進んできてたような。

仕事的には結構ハードになってきてた時期でもあり、かなりの疲れがありましたね。

休みの日なんかは、用事がない限り殆ど家でダラダラ・・・寝たりして・・・

 

確かに疲れもありましたが、まだ、二十代後半から三十代前半。

 ・こんなにも疲れるのもだろうか?

 ・ぜんぜん疲れが取れない

 ・一旦座ってしまったら、次の行動が凄くしんどい

何でかな?

 

この頃から「頭痛や吐き気、めまい」などが頻繁に出るようになりました。

やはり、

 ・普段はあまり動かないから、血流も悪くなり頭痛がするのか?

 ・ストレスなのか?

 ・疲れが取れない、動きづらいは”ストレス”もあるのか?

それとも、

 ・体力不足?

頭痛は幼少期からありましたが、こんなに頻繁に出て、長引く事は余りありませんでした。

色々な責任感や重圧を受ける様になり、無意識の間に心身共に衰えてきたような気がします。

 

残念ながら、人は遅かれ早かれ 年と共に衰えが生じてきますが、

「少し早くないか?・・・」

「やっぱり病気なのか?」

 

これを考えると、ストレス・・・疲れる・・・

 

会社の入り口で・・・転倒

前回、「二十代 身体の異変:後編」で、「歩行中に転倒」を掲載致しました。

 

詳細はさて置き、駐車場から会社まで、経路中にあった出来事をお伝え致しましたが、

今回は社内で起こった事、つまり「転倒」した内容、2件続けてお伝えしたいと思います。

 

社内に入る前は、入口で上履きに履き替えるのですが、そこに少しの段差、約15cm位かな。

いつも通りに履き替えようと、靴を脱ぎ、そのまま後ろ向きで上がろうとした時、

 ・腰からどんっ!

そのまま転倒してしまいました。

 ・あれあれ?かかとに引っかかったのか?

この時期、多少足上げは悪くなっていたものの・・・

 ・足が何かに引っかかったようではない・・・何だろ?

幸い、後方には机があったのですが、頭などは打たず・・・セーフ!

いや、「セーフではなく、何で?原因は?何?」

 

その頃もやはり、相変わらず多忙な日々を送ってましたが、

 ・疲れ?・・・定かではないですが踏ん張りが利かなかったような・・・

 

もう一つの幸い?

私はだいたい朝、出社は一番乗りでした。

だから何が言いたい・・・誰も居ない状況・・・恥をかく事はなかった・・・余談・・・

 

だけど誰かが来る前に立ち上がらなければ・・・

以前お伝えしました通り、「立ち上がりも一苦労」

 ・近くに台は無いか?・・・いっ、椅子・・・

その椅子はキャスターが付いているのですが、

 ・滑らないように・・・慎重に・・・何とか はい上がりました。

まーっ、「立ち上がりも一苦労としてましたが、二苦労、ご苦労です。」

 

それにしても、

「いきなり後ろ向けに転倒する恐怖・・・意図してないだけに。」

 ・踏ん張りが出来てなかっただけだろうか?

 ・行動するのに、意識しないとできない状態になっているのか?

「不安・・・」

 

それ以来、後ろ向けに入るのは極力避けて、靴を脱いだら前向きに上がるようにしました。

それともう一つ、いつの間にか?気が付いた時には、

 ・靴箱を支えに上がるようになってました。

 

 ・たった15cmの段差、されど15cmの段差・・・

これもキツくなってきたのか?

 

後ろから押されて・・・転倒

次も「転倒」のお話となります。

 

会社では毎朝 朝礼をしているのですが、何せあまり空間的には広くない会社で、

各自の作業台など置いてましたが、後はすれ違いができない通路でした。

 

その中で、20人前後が集まります。

「そこそこギツギツ」

私の定位置、大体が自分の机の横、出入り口から言うと、後ろの方なのですが、

この日は出張者が数名いて、「前に詰めろ」と声が・・・

前へと歩き始めた時、

 ・あっ?どんっ!痛っ

私の後ろに居た方が、少し肩を押して・・・

「だっ、大丈夫?」と言いながら、唖然・・・

 ・大丈夫・・・と言いながら「肩を貸して?」と・・・

その方は怪力の持ち主、

 ・そのまま後ろから、脇を抱えて引き上げて頂きました

「どうした?大丈夫?」と皆々から声がかかり、

思わず いつもの、

 ・足が痛くて、踏ん張れず・・・(など色々と取って付けたような理由を・・・とっさに・・・)

 

その方も、当然 悪気がある訳でもなく、じゃれ合いの一つで軽く肩を押したつもりだったのですが、

あるパートのおば様は、その方に対し、

 ・〇〇くんを不意に押したらダメと、言ってるでしょ!

と。

「ん?まてよ。これは何か自分の異変を感じ取っているのか?」

そのおば様は、私が入社・・・いや、アルバイトで雇われていた頃には既に居た方で、

十数年のおつきあい。ちなみに私の親と同世代で母親のような方。

当時から作業方法など教えて頂き、良くしてもらってました。

 

事故の後遺症で「痛みがあるとか、足が曲がらないとか」などはお話はしてましたが、

毎日会社で顔合わせ、行動を見ている内に、

 ・この子は動きがおかしい・・・弱ってる?

と思っていたのかも知れないです・・・。

 

「作業中のちょっとした動作とか、階段が上がれないなど・・・それを見たりすると

 必然的に分かりますよね?このおば様だけでなく、みんな。」

 

皆さんに気を使って頂いて、ありがたいような・・・切ないような・・・

 

店の入口・・・段差が・・・

会社には様々な業者様が訪問に来てました。

電気や電子部品、装置メーカー、製造業者など。

 

殆どは定期的な訪問ですが、中には商談など、

大事なお客様は近くの喫茶店で話するようにしてました。

 

そんな中、県外から初めて来る部品業者様が来社、その喫茶店に案内したのですが、

店に入る前には「3段」の段差があり、その日は何か嫌な感じ。

いざ上がろうとすると、

 ・上がれない

「1段の高さが約30cm位」

 ・股関節から膝下?位まで、何か力が入りづらい・・・いや、入らない

  ・・・どうすれば入るのか?分からない・・・

「すっ、すみません。肩を貸して下さい。」

何と・・・始めてお会いする業者様に助けを・・・

「あっ、はい。どうすれば・・・」

少し戸惑いがあったものの、片側の肩を抱えて頂き何とか3段の上部まで・・・着地。

店からも助け船が・・・

「大丈夫?いつも前を歩いている時、足をひこずるように歩いてますね。大丈夫?」と。

「見られてたのか?たまたま見てたのか?」

店の方がもう一言、

「いつも来て頂く時は上がってたのに、今日はどうしたの?足が痛いの?」

「すみません。そうなんです。いつも以上に・・・」だったかな?応えは?

 

いつもの応え方。

自分の中では「そうじゃない!身体が思うように動かない!」

が本当の答え。

「手すりがあれば、上がれたかも?」

 

いい加減疲れる・・・

何か、人に合う事、移動する事、動く事が凄く疲れる・・・

 

低い車からの降車が意外と・・・

私は幼少の頃から車が大変好きで、

たぶん ミニカーから始まり、プラモデルを製作、

今 箱の中は どのような内容になっているか分かりませんが、

昔は、ボディーや車の内部などはすべて白色一色で、

自分で色を塗る、プラカラー?か、スプレー缶などで塗装してました。

当時、私の周りではカスタム車(改造車/ヤンキー車)が流行っていて、

普通の形?純正品?までも改造、カスタムをしてました。

 *色塗って、車高を下げて、みんなに見せて、飾るだけでしたが・・・優越感 満載!

あの時代は楽しかった。

ちまみにラジコンカー(電動/エンジン車)も流行りましたが、さすがに高価で買えなかった・・・。

 

その車好きも、大人になるまで続き、十八歳になると即 免許を取得しました。

中古車ですが、購入してカスタム!・・・あくまでも合法の範囲で?!

給料の殆どを費やしていたような・・・おかげでいつも金欠でした・・・。

 

仕事でも車を乗る機会は多く、出張に行ったり、仕事に使用する部品を購入しに行ったりと、

車に乗ること自体は苦ではなかったのですが・・・

 

社用車も3種類位あったのですが、私はその内の1台を好んでしようしてました。

少し車体が低いバン型でしたが、

この日も、部品の購入に出かけ、店に着き 降りようとすると、

 ・立ち上がりができない・・・んっ?

 ・2回目にやっと・・・何とか何とか立ち上がり

この時はあまり気にする事もなく、部品を購入して早速帰社。

駐車場に着き、車から降りようとするも、

 ・立てれない・・・あれあれ?

 

とっさに考え付いたのか?以前からこのような行動してたのか?

 ・ハンドルとドアの上部を手すり代わりに・・・よっこら・・・立ち上がり完了!

「おー、良かった!」・・・ではなく、いつものように「何で?何でなの?」

 

今振り返ると、この時から股関節?も・・・弱ってきてたのか?

 ・歩行が遅くなって、しんどくなって

 ・階段もしんどい

 ・ちょっとした段差でさえも・・・

「どうしたものか・・・」

 

今は・・・ほぼ機能してないようですが・・・

 

妻が倒れて・・・医師から告げられた事・・・

残業をしている時のこと・・・19時前・・・

 

携帯が鳴りました。相手は妻の友達から。

「意識がなく、〇〇病院に運ばれたから直ぐに来るように」と。

「何?どんな状態?」、友達は「分からない」と、「医者が即家族に来て頂きたい」との事・・・。

 

早々に病院へ・・・医師から告げられた診断名は・・・

 ・左頭部の脳内出血

又、念の為「血管造影検査」を行い、

 ・モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症)・・・難病

が判明しました。

「あれあれあれ、どうした事か?」

病院に行くまでは、「日頃の疲れか?何かで倒れたのか?」との思いでしたが、

「血の気が引く」とはこの事か?

「ショックからか?恐怖からか?・・・少し震えがあったような気がします。」

 

この病気について、発症から現在の状況は、別途お伝えできればと思います。

 

倒れた日から退院まで、「約5ヵ月」毎日病院、見舞いに行きました。

 

当時、相変わらず仕事は忙しく、残業続きでした。

病院の面会時間は、確か・・・20時?

当時の会社から病院までの所要時間、時間帯にも寄りますが、車で約15分。

面会時間終い、少なくとも30分位前に病院に入るように行ってましたが・・・。

 

2か月程経つと、身体も悲鳴を上げだし・・・「しんど~」。

ほぼ毎日残業して、休みの日も通ってましたので・・・「さすがにしんどい」。

看護師さんも見兼ねたのか?、

「毎日来なくても大丈夫ですよ。このままでは旦那さんまで倒れてしまう。

 何かあれば連絡しますので、何日か置きにお出でになったらいかがですか?」

と、「相当疲れている中、身にしみる・・・ありがたいお言葉を頂きました。」

 

この期間、私の身体状態はと言うと、病院に通い出して1ヶ月前後位からか?

 ・病院の駐車場から院内、病室まで歩くのが辛くなってきた

 ・歩くのに、足がだんだん上がり辛くなってきた

 ・少し腰痛が・・・

「とにかく疲労感 満載」

 

仕事が休みの日は、

 ・半日は起き上がれず、身体は硬直状態

退院するまでは、緊張感もあってか?「とにかく毎日病院に行かないと」の一心でしたら、

「少々の身体の痛み、疲労感は我慢しつつ、何とか 気で動いてましたね」

 

入院から退院前後は色々 、バタバタがありましたが、リハビリをしながら回復方向へ・・・

「とりあえずは良かった・・・」

 

私の方はと言うと、今回の事があってなのか?

 ・一段と身体が動かし辛く感じる様に・・・又、体力的にも落ちてきた様な気がします

まっ、だんだんと年と共に・・・と思ってましたが・・・

この先、徐々に衰えが増していきますが、この時はまだまだ「疲れのせいだろう」思ってました。

残念ながら・・・。

 

まとめ

今回お伝えしました内容は次のようになります。

・会社入口で・・・転倒   ・・・後ろ向きで、少しの段差が踏ん張れず、腰から転倒
・後ろから押されて・・・転倒・・・少し肩を押されて、そのまま前に転倒
・店の入口・・・段差が・・・・・・上がるのに踏ん張りが利かない。手すりがあれば・・・
・低い車からの降車が意外と・・・・低床車両から降車、何回かチャレンジ、やっと・・・
・妻が倒れて・・・医師から告げられた事・・・モヤモヤ病(ウィリス動脈輪閉塞症)

転倒とか、段差が上がれないとか、言えば「上下運動」的な動き、踏ん張りが厳しくなりつつ、

「徐々に衰えがきているのか?」

「いやいや、早すぎるでしょう?」

と思いながらも、自分なりに「気にしないように。見て見ぬふり」が続いてました。

 

そんな中、妻が倒れ・・・難病と・・・

この事は私にとって、数ある内の「一つの起点」となりました。

妻には申し訳ないのですが、今後、一層ストレスがかかるようになり、

「身体も徐々に、動かし辛い状況が加速していったような気がします。」

 

もう、そろそろ異変に気付いてもいいんじゃないか?・・・気付いているだろう?

「周囲に気付いてもらいたいのか?・・・病院に行けと言ってもらいたいのか?」

自身は まだ誰にも言えず・・・。

 

次回・・・三十代の異変:後半

仕事も忙しい中、会社事情で転職します。

 

転職先でも、今まで以上、様々な異変が起こってきます・・・。

ストレスを感じつつ、次回お伝えする予定の内容は、

 

・階段が上がれない
・徒歩の最中に・・・転倒寸前
・めまい?倒れる
・食堂でおぼんを持って移動中に・・・

引き続き、記憶に残っている事をできるだけお伝えしたいと思います。

 

 

 

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